列島の汚染状況@最新情報

【忘れてならないこと1)】原子炉等規制法に基づくクリアランスレベル=10μSv/年、=0.001μSv/h(通常受けている自然放射線量より低い値)。
  http://www.env.go.jp/jishin/saigaihaikibutsu.pdf
【忘れてはならないこと2)】日本政府はγ線しか測っていない
  政府が使用している計測器は、γ線しか検知できない測定器。チェルノブイリ事故後から市販されているウクライナ製測定器は、内部被曝に注視しなければならない地表面のβ線α線を検出可能。だが日本政府は原発事故用の測定器を使っていない。


プルトニウム汚染は政府発表の2万3千倍だった! 実は保安院が6月にこっそり発表していた飛散核種情報(誰に???)。そして海外メディアが日本政府のウソを暴きました。http://enenews.com/report-76-trillion-becquerels-plutonium-239-released-fukushima-23000-times-higher-previously-announced


日本政府採用のICRPのリスク・モデルは、内部被曝について最大900倍もの過小評価ストロンチウム90は1㍉Svの内部被曝で、300㍉Svの外部被曝に相当。フクイチからは現時点でも毎日ウランが大気中に漏れ出し浮遊している。
  http://www.globe-walkers.com/ohno/interview/busby.html

「癌が100万人単位で増えてゆく。フクイチがどれほど深刻か国民は知らない」byガンダーセン
  http://goo.gl/cEfcw


日本原子力学会3・12〜22まで(のみ)のセシウム137(のみ)についての汚染分布シミュレーション公開 → http://p.tl/DRrO
  北が途切れていてわからないが、岩手の危険さがわかり、南も新潟〜静岡までやはり汚染深刻です。…セシウムとたった10日間だけで。


ガンダーセン最新分析 → http://youtu.be/bSZzhBXLuLk
  ・「飛散各種は複数の原子炉からきていることが判明。3月の核爆発については燃料プールでなく、原子炉が爆発していたとの報告が出た」
  ・「1号機に鉄骨製テントをかぶせても、大気中に放出される放射性物質の量に変わりはない」
  ・「8千Bqとは、毎秒1kgにつき原子核崩壊が8千個のこと。アメリカであれば何千年も地中に埋めなければならないが、日本政府は8千Bq以下の放射能汚染瓦礫の焼却を許可。これではいくら除染しても再汚染。汚染雲が海を越え、フクシマの再現。実際に今、遠く離れた川・海が汚染されている。日本は深刻な問題を認識しなければならない。認識できなければ問題を長引かせる」。


クリストファー・バズビー「福島は想像を絶する状態」11年8月3日インタビュー
  ① CRP(国際放射線防護委員会)は、内部ヒバクを一切考慮に入れない)。だからヒトが浴びる放射線も1㍉Sv/年としている。そして日本政府は様々な基準を、このICRPの方針に従って決定しています。(今は1㍉Sv/年すら守っていませんが)
    1952:ICRPモデルは、原爆による健康への影響を調べるために作られた。人間を水の袋と仮定し、「ヒバク=水の袋に伝わったエネルギーの総量による」と主張。水の袋に温度計を入れて、温度が上昇したら、それが吸収された放射線量だと。話にならない。
    1953:DNAの発見。ICRPモデルは何の役にも立たない。
    1959:ICRPは、WHOとIAEAと協定を結ばせた。医者らをけん制するため、「IAEA国際原子力機関)が健康について責任を持ち、WHO(国際保健機構)が放射線リスクを考えてはいけない」と。 
  ② ECRR(欧州放射線リスク委員会)では、内部被曝も低量被曝も調査研究を積んでいる。0.1㍉Sv/年に抑えなければ健康被害が出ることがわかっている。
  ③ 今まで世界各国で40回以上、裁判に出廷し証言しているが、ICRPがあまりにでたらめなので負けたことがない。だが福島へは被曝が恐ろしいため、今回の福島の集団疎開裁判ではビデオ証言する。
  ④ (線量が特別に低いとされている)会津へ調査に行ったが、様々な核種が飛散している。
  ⑤ 今の日本は100㌔圏外でも危ない。東京では人が歩いている。放射線は見えないだけで、人を殺す。
    以前(関東に被災地からの放射線汚染ゴミが入ってくる以前)、フクイチから100㌔の場所と千葉県に5台の車を走らせ、エアフィルターを調べた。ウランの兆候を示すものや、直径0.5㍉のアルファ線核種を採取。より精密な機械でプルトニウムがないか今、分析中(あと2週間かかる)。
    ひとつのエアフィルターからは、セシウム137濃度が、(核実験のピークだった)1963年の1000倍。千葉のエアフィルターからも300倍の濃度。東京の南も相当汚染されている。
    チェルノブイリと同じ汚染区では立ち入り禁止区域にしなければならない。
    低線量区域に居住しなければならない人々に保障しなければならない。丸太で頭を叩かれているのと同じで致死にいたる物質で体を汚染されているのだから。法治国家では違法。
  汚染した原子力業界に保障を求めなければならない。国際的な問題。
  ⑥ 溝を掘ってコンクリートを流して原子炉を囲まなければならない。1兆ドルかかるかも知れないが、やらなければならない。でなければ非常に大量の放射性物質がずっと垂れ流され北日本は使い物にならない土地になるばかりか、世界中にも汚染し続けるから。
    すでにプルトニウムがイギリス、ハワイ、グアム、アメリカ西部で検出されている。すぐに何とかしなければならない。
    空気中の放射性物質のモニタリングもしなければならない。日本政府はすべての核種の飛散濃度を公表せず、セシウムの話しかしない。ストロンチウム90、トリチウムプルトニウム、特に危険なウランなどの一切を測定していない。非常に深刻な問題。   
  ⑦ 福島は想像を絶する状況。「科学者」は企業の手先のようなもの。彼らが私たちに伝えるのは、市場主義を追求する企業や政府がお金を儲けるための情報。わたし(バズビー)からしたら、とても科学者には見えない。人々の「科学者への見方」を問い直してほしい。携帯電話、遺伝子組み換え食品の安全性や、地球温暖化など。「科学者」が「嘘をつく」ことを知ってほしい。


海水を入れた原子炉について@バズビー氏
  ・「原子炉に海水注入するとトリチウム製造機と化す。放出量は莫大。おそらく東京の水道水にも入っている」
  ・「日本政府はトリチウムを計測していない。DNAの破壊力が凄まじく大変、深刻。水と同じような性質で、体内に入ると(細胞の)どこへでもいく」。
   Q.トリチウムって何?
   A.トリチウムは、空気中の水蒸気、又は降雨、海水に溶け込んでいる。水道から&呼吸から&海産物から、体内に取り込む(内部被曝する)と、身体は「水」と判断し、対外に排出せず、細胞内に入り込みDNAを破壊。
     斎藤眞弘・京大名誉教授 →http://t.co/txz8QbL